【完全版】Webデザイナー面接で絶対に聞かれる質問&対策マニュアル|採用担当の本音と回答例を転職経験者が解説


面接で何を聞かれるか、事前に把握しておきたい…

志望動機、うまく言語化できるか不安…
AKI採用担当として5年間、数十名の面接をしてきました。よく聞かれる質問と、採用側が実際に何を見ているかを整理します。
面接の準備で一番難しいのは、「何を聞かれるかわからない」という不安だと思います。この記事では、Webデザイナー転職の面接でよく聞かれる質問を10問以上カテゴリ別に整理し、採用担当として実際に見ていたポイントを添えて解説します。
「正解の答えを暗記する」より「採用担当が何を確認しているか」を理解した上で、自分の言葉で話せるようにすることが大切です。
📌 関連記事:未経験Webデザイナーが面接で採用される方法|採用担当5年が落ちる理由と通過する人の違いを正直に話します — 面接の心構えと採用担当が見るポイントの全体像はこちらで解説しています。
面接前に把握しておくべき「採用担当が見るポイント」
面接で採用担当が確認していることは、優先順位があります。どれが一番重視されているかを知っておくだけで、準備の力の入れ方が変わります。
| 採用担当が見るポイント | 重要度 |
|---|---|
| 一緒に働きたいと思えるか(人柄・熱意) | ★★★★★ |
| ポートフォリオを自分の言葉で説明できるか | ★★★★☆ |
| なぜWebデザイナーか・なぜこの会社かの必然性 | ★★★★☆ |
| スキルレベルの確認 | ★★★☆☆ |
| コミュニケーション能力 | ★★★☆☆ |
採用担当が見ているのは「答えの正解」より「答えの納得感」です。暗記した回答より、少し詰まっても自分の言葉で論理的に話せる人の方が印象に残ります。
AKI面接で「正解を言おう」と準備してくる人ほど、かえって型通りで印象が薄くなるケースが多かったです。自分の経験から話せる人が、記憶に残ります。
【カテゴリ①】志望動機・転職理由の質問と答え方
「なぜWebデザイナーを志望したのですか?」
採用担当が確認していること:「デザインが好き」かどうかではなく、長く続けられる動機があるか。入社後にギャップで辞めないかを判断しています。
「Webデザインが好きで、クリエイティブな仕事がしたいと思いました」
→ 誰でも言える内容で、必然性が伝わらない
「前職での具体的な経験」→「Webデザインへの気づき」→「やりたいこと」の3段構成が自然です。
例:「前職で顧客への情報伝達の重要性を実感し、Webデザインの力に興味を持ちました。独学でFigmaとHTML/CSSを学び、UIの改善がユーザー行動を変えることを体験したため、本格的に携わりたいと考えています」
「なぜ前職を辞めたのですか?」
採用担当が確認していること:ネガティブな理由の人が、また同じ理由で辞めないかを見ています。
「上司との関係がうまくいかなかった」「残業が多くて体力的に限界でした」
→ ネガティブな印象のまま終わってしまう
事実ベースで正直に話しつつ、「ポジティブな転換」で締める。
例:「キャリアチェンジを考え、Webデザインの学習を開始しました。前向きな理由でのキャリアチェンジであり、長期的に力を発揮したいと考えています」
「なぜ弊社を志望したのですか?」
採用担当が確認していること:「うちに本当に興味があるか」「他社との違いを理解しているか」。
「未経験歓迎とあったので」「家から近いので」はNG。「企業研究で見つけた具体的な魅力」+「自分のやりたいこととの一致」を組み合わせて話せると、印象が大きく変わります。
AKI「なぜ弊社を?」の質問は、事前の企業研究量がそのまま出る質問です。応募先のサイトや制作実績を一つでも具体的に語れると、面接の雰囲気が変わります。
【カテゴリ②】スキル・ポートフォリオの質問と答え方
「このポートフォリオ作品で工夫した点を教えてください」
採用担当が確認していること:デザインの見た目ではなく、「なぜそのデザインにしたか」という思考プロセスと論理性。
「シンプルで見やすいサイトを意識しました」「試してみて、これが一番良さそうだった」
→ 抽象的で思考プロセスが見えない
「ターゲット」→「課題・目的」→「具体的な工夫」→「気づき」の4段構成。
例:「30代女性をターゲットとした架空エステサロンのサイトです。安心感・高品質感を伝えるため、セリフ体フォントでラグジュアリーさを演出し、余白を広くしました。制作中にフォントサイズの階層設計が読みやすさに大きく影響することを実感しました」
「Webデザインの学習はどのように進めてきましたか?」
採用担当が確認していること:学習の「中身」より「自走できるか・継続できるか」。
「スクールで6ヶ月間学びました」「YouTubeでいろいろ調べました」では受け身の印象になります。「具体的な教材・ツール名」+「学習から生まれた気づきや失敗から学んだこと」+「現在も継続している事実」を含めて話せると、自走力が伝わります。
「使えるデザインツール・コーディングスキルを教えてください」
採用担当が確認していること:ツール名の列挙ではなく「どの精度で実務に使えるか」。
「Figmaではコンポーネント活用したUIデザインとプロトタイプ作成ができます。HTML/CSSでレスポンシブ対応の実装ができます。JavaScriptは基礎的な動作実装で、複雑な処理は現在も勉強中です」
ポイント:「できないこと」を正直に伝えることで、誠実さと向上心がアピールできます。
AKI「できないこと」を隠して答える人より、「ここまではできます、ここは勉強中です」と正直に話せる人の方が、採用担当としては信頼できると感じました。
【カテゴリ③】人物・キャリアの質問と答え方
「あなたの強みと弱みを教えてください」
採用担当が確認していること:自己認識の正確さと、弱みに対する「成長姿勢」。
「強みは几帳面、弱みは心配性」はWebデザイナーの仕事と結びついていません。「デザイナーとして関連する強み」+「具体的エピソード」+「弱みは強みの裏側として提示」+「弱みへの対処法」の流れで整理しましょう。
「強みはユーザー目線でデザインを考える力で、前職の接客経験が活きています。弱みは完璧主義で細部にこだわりすぎて時間がかかることですが、作業前に時間見積もりをする習慣をつけて改善しています」
「3年後・5年後のキャリアビジョンを教えてください」
採用担当が確認していること:「自社のビジョンと個人の方向性がマッチしているか」「早期離職のリスクがないか」。
「3年後のことはまだ考えられていません」はキャリアへの主体性が感じられません。「3年後の具体的な目標」+「5年後のより大きなビジョン」+「そのために今していること」の3段構成で答えましょう。
「仕事で大切にしていることは何ですか?」
採用担当が確認していること:「価値観が自社カルチャーと合うか」「プロとしての意識があるか」。
「美しいデザインを作ること」「自分のこだわりを大切にすること」は自己中心的な仕事観に聞こえます。「デザインは課題解決の手段」という視点を軸に、クライアントやチームとの関わり方まで話せると印象が変わります。
AKI「5年後のビジョン」は完璧に語れなくていい。「こういう方向に進みたい」という意思が伝わることが大事です。正直「まだ模索中で」と言える方が、かえって誠実に見えることもありました。
【カテゴリ④】状況判断・対応力を問う質問と答え方
「デザインとクライアントの要望が合わない場合どう対応しますか?」
採用担当が確認していること:デザイナーとしての自分の意見を持ちつつ、「クライアントとプロとして対話できるか」。
「クライアントの要望に従います」は主体性がなく、「自分のデザインを説得します」はクライアントを見下している印象になります。「プロとしての意見」と「クライアントへの敬意」のバランスが伝わる答え方を意識してください。
「まずクライアントの要望の背景にある目的を確認します。要望の裏にある『達成したいこと』を理解した上で、自分のデザインがなぜそれに適しているかを具体的根拠とともに説明します。それでも合わない場合は複数の代替案を提案しながら、クオリティが下がらない落としどころを一緒に探します」
「納期が重なってしまった場合、どう優先順位をつけますか?」
採用担当が確認していること:タスク管理能力と「問題を自分で抱え込まず報告・相談できるか」。
「残業して全部こなします」は無理をして品質が下がるリスクを感じさせます。各タスクの締め切り・重要度・所要時間を洗い出し、一人でこなせないと判断したら早めに報告・相談するという流れを話せると、チームプレイヤーとしての姿勢が伝わります。
【カテゴリ⑤】逆質問(面接官への質問)
逆質問は「質問があります」というより「この会社に本気で興味があります」を示す場です。必ず2〜3点は事前に準備しておきましょう。
好印象を与える逆質問
- 「入社後、最初にどのような業務から担当させていただくことが多いですか?」
- 「未経験で入社された方が、どのようにスキルを習得されていったか教えていただけますか?」
- 「今後注力されていく事業領域や、デザインチームの方向性があれば教えてください」
- 「本日の面接を通じて、私の経験・スキルに対してご不安な点があればお聞かせください」
避けるべき逆質問
- 「残業はどのくらいありますか?」「有給は取れますか?」 → 待遇だけに関心があると判断される(内定後に確認する)
- 「御社の事業内容を教えてください」 → 企業研究をしていないと判断される
- 「特にありません」 → 関心が低い・準備不足という印象を与える
AKI逆質問で給与・休日から入る人は、採用担当として少し止まりました。それが悪いわけじゃないのですが、「仕事内容への興味」より「条件面への関心」が先に見えてしまう。聞く順番が大事です。
面接当日の準備チェックリスト
- ポートフォリオ各作品の「ターゲット・目的・工夫点・気づき」を声に出して練習する
- 志望動機・転職理由・強み弱み・キャリアビジョンを1〜2分で話せるようまとめる
- 逆質問を3点以上準備する
- 企業のWebサイト・制作実績を調べ、具体的に言及できるポイントを見つける
- 服装・持ち物の確認(ポートフォリオ印刷またはタブレット準備)
- 「正しい答えを言う」より「自分の言葉で論理的に話す」を意識する
- 質問の意図がわからない場合は「少し考えさせてください」と一言添えていい
- 「完璧な回答」でなくても、誠実な態度と熱意で十分カバーできる
面接対策ができるスクール
面接の準備は「想定問答を考える」だけでは限界があります。実際に声に出して練習する、第三者にフィードバックをもらう、こういった実践的なサポートで本番の精度が大きく上がります。
デイトラは買い切り講座で自分のペースで学べるスクールです。面接で聞かれる制作の意図を自分の言葉で語れるようになるには、基礎から体系立てて学んでおくことが結局の近道になります。
WEBCOACHは完全マンツーマンで、採用担当との模擬面接を含む個別指導が受けられます。「面接が苦手」「答え方がわからない」という人には実践的なカリキュラムです。

よくある質問
Q:面接は何回あるのが一般的ですか?
A:企業の規模によって異なりますが、中小の制作会社では1〜2回、大手企業では2〜3回が一般的です。小規模のデザイン事務所では社長面接1回のみというケースもあります。
Q:オンライン面接と対面面接で準備は変わりますか?
A:基本的な準備は同じですが、オンラインでは「画面越しの話しやすさ」を意識した練習が重要です。背景・照明・音声の確認と、カメラを見て話す練習を追加しましょう。ポートフォリオはURLを事前に共有するか、画面共有で見せられるよう準備しておくと安心です。
Q:ポートフォリオはどのように見せるのが良いですか?
A:WebサイトのURLを事前に共有するか、対面の場合はタブレット・PCを持参して直接見せるのがベストです。紙での印刷も保険として持参しておくと安心です。各作品に「ターゲット・工夫点・気づき」を一言添えておくと、面接官が見ながら話しやすい環境ができます。
Q:服装はどうすれば良いですか?
A:「私服でお越しください」と指定がない限り、オフィスカジュアル〜スーツが無難です。クリエイティブ職だからといって個性的な服装をする必要はありません。「クライアントの前に出ても恥ずかしくない」という基準で選びましょう。
まとめ
AKI面接は「正解を言う場」ではなく「自分を理解してもらう場」です。暗記した回答より、少し詰まっても自分の言葉で話せる人の方が、採用担当には刺さります。
| カテゴリ | 最重要ポイント |
|---|---|
| 志望動機 | 前職との接点・必然性・なぜこの会社かの具体性 |
| ポートフォリオ説明 | ターゲット・目的・工夫点・気づきを言語化する |
| 強み・弱み | デザイナーとして関連するエピソード+弱みへの対処法 |
| キャリアビジョン | 3年後・5年後の具体的な目標+今やっていること |
| 状況判断 | プロとしての主体性+チーム・クライアントへの配慮 |
| 逆質問 | 業務・成長環境・会社の方向性を3点以上準備する |
- 採用担当が最も重視するのは「人柄・熱意」と「ポートフォリオを自分の言葉で説明できるか」
- 志望動機は「前職での経験→気づき→やりたいこと」の3段構成で整理する
- 「できないこと」を正直に話す誠実さが、採用担当の信頼につながる
- 逆質問は給与・休日より仕事内容・育成環境を先に聞く
- 面接は「正解を言う場」ではなく「自分を理解してもらう場」
準備できることは明確にあります。まず志望動機を3段構成で書き出し、ポートフォリオに制作意図を1行足す。その小さな一歩から始めれば十分です。
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