未経験Webデザイナーが面接で採用される方法|採用担当5年が落ちる理由と通過する人の違いを正直に話します

転職・キャリア

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スクールを卒業したけど、面接に通る気がしない…

採用担当って、ポートフォリオを見てどこを判断しているの?

AKIAKI

採用担当として5年・数十名を面接してきた経験から、正直に話します。落ちる人と通過する人の違い、実際はシンプルです。

採用してほしい、という気持ちはわかるのに、面接で落ちてしまう。

その悔しさを経験したことがある人に、採用担当側から見えていた景色を話したいと思います。私はWebデザイナーとして10年以上働き、その間5年間、採用面接の担当者として座ってきました。数十名の未経験者を面接し、採用した人・しなかった人、両方を間近で見てきた立場です。

「落ちる理由」と「通過する人の違い」、どちらも具体的に書きます。面接への向き合い方が変わるはずです。

この記事を書いた人
AKI

全くの未経験から独学とスクールを経てWebデザイナーへ転職。その後Webデザイナー・Webディレクターとして働き、現在は本ブログの運営やWebサイト制作を通じてデザインに携わる。IT業界経験20年以上。

結論:採用担当はポートフォリオと転職理由に9割の時間を使っています

面接全体のうち、採用担当が注意を集中させているのは実質2つです。「ポートフォリオ」と「転職理由」、この2つでほぼ合否が決まっていました。

長い面接の中でいろんな質問をしますが、正直なところ、それ以外の質問は「補完情報」程度に使っていました。ポートフォリオと転職理由がしっかり語れた人は、他の質問でつまずいても大抵の場合は通っています。

ポートフォリオを見るとき、何を確認しているか

完成度よりも「制作意図」を見ています。なぜこの色なのか、なぜこのレイアウトなのか、その理由を自分の言葉で説明できるかどうかです。

「スクールの課題をそのまま提出しました」という人は多かったのですが、「この案件を模写して、ここを自分なりに工夫しました」と説明できる人は印象が全然違いました。完璧な作品が0件より、理由を話せる作品が2〜3件のほうが採用側には刺さる。今振り返ってもそう思います。

転職理由で「本気度」を測っている

「デザインが好きだから」という転職理由だと、正直少し止まります。好きな人は山ほどいるので、なぜ今なのか、なぜWebデザイナーなのかが掘り下げられていないと判断しにくい。

採用担当として本音を言うと、「この仕事でこれを実現したい」という具体性が見えるかどうか、それだけを確認しています。スクールに通ったことや資格よりも、転職理由の中身が一番採用側の判断に影響しました。

AKIAKI

採用側が実際にチェックするポイントは、履歴書や資格じゃないことが多い。ポートフォリオと転職理由に一番時間をかけていました。

📌 関連記事:Webデザイナーのポートフォリオの作り方|採用担当が評価するポイントを解説 — ポートフォリオに何を入れ、どう見せるかを採用視点で整理しています。

📌 関連記事:採用担当が見るポートフォリオのNG・OK|未経験Webデザイナーが落ちる原因と直し方 ― 採用側の視点でポートフォリオをチェックしたい方はこちら

採用担当が見てきた「落ちる人のパターン5つ」

数十名と面接をする中で、不採用になるパターンにはある程度の共通点がありました。批判ではなく、知っておくと準備が変わる情報として読んでください。

ポートフォリオが仕上がっていない

最も多かったケースです。「まだ勉強中で、作品は1つしかありません」という状態で面接に来られると、採用側は判断材料が少なすぎます。

スクールを卒業したばかりでも、架空のクライアント案件の模写でもいい。3点あれば十分です。1点しかないなら、その1点をどう工夫したかを徹底的に話せるよう準備してください。作品数より「説明できるか」が採用担当には刺さります。

転職理由が「好きだから」止まり

「デザインが好きで、それを仕事にしたいと思いました」は出発点として悪くありません。でも、そこから一歩も進んでいないと評価が止まります。

なぜ今なのか、なぜこの会社なのか、採用した場合にどんな貢献ができるか。この3点が語れると、面接の流れが変わります。

逆質問が給与・休日から始まる

逆質問の中身で、仕事への向き合い方がわかってしまいます。給与や休日を最初に聞く人は、正直少し不安になりました。悪いことではないのですが、順序があります。

まず仕事内容・チームの雰囲気・スキルアップの環境を聞く。待遇は内定後に確認する。この流れが面接官には自然に映ります。

スクール名に頼って自分の言葉がない

「〇〇スクールを卒業しました」「〇〇スクールでは〇〇を学びました」という話で終わってしまう人がいました。

採用側が知りたいのは「あなたが何を学んで、何ができるようになったか」であって、スクール名ではありません。スクールは手段であって、主語はあなた自身です。

Webデザインソフトしか触れていない

採用側の現場では、Webデザインの実務はPhotoshopやFigmaだけでは完結しません。HTML/CSSの基礎的な理解があるか、WordPressでの実装経験があるか、こういった周辺スキルが即戦力としてのイメージを作ります。

「Photoshopでバナーを作れます」だけだと、実務のイメージが描きにくい。ゼロで構わないので、コーディングにも触れていることを示せると印象が変わります。

AKIAKI

落ちる人の共通点として、自分の言葉で語れないというのが一番多かったです。スクール・ポートフォリオ・転職理由、全部に言えること。

採用された人と落ちた人、実際に何が違ったか

採用に至った未経験者に共通していたのは、「完璧さ」ではなく「説明できる根拠を持っていること」でした。

たとえば、ポートフォリオが2点しかなくても、「この案件は実在する〇〇という会社のサイトを参考に作って、CTAボタンの位置をこう工夫しました」と話せた人は印象に残りました。作品のクオリティより、思考プロセスのほうが面接では評価できます。

逆に、完成度の高い5点のポートフォリオを持ってきても、「スクールの課題です」「どう工夫したか、特には…」という人は採用の判断が難しかった。

今振り返ると、採用された未経験者に共通していたのは、「仕事として取り組む姿勢」を言語化できていたことだと思います。それが伝わると、採用側の判断は動きます。

AKIAKI

ポートフォリオの数や完成度より、なぜそのデザインにしたかを語れる人の方が、採用側は動きやすい。これは正直そう感じていました。

面接通過率を上げる3つの準備

ここまでの話をもとに、実際に準備できることを整理します。どれも「すごいことをやる」ではなく、小さく始められる準備です。

ポートフォリオに「制作意図」を1行足す

各作品に「なぜこのデザインにしたか」を一行でいいので書いておきましょう。面接で聞かれる前に、自分から語れる準備ができます。ポートフォリオサイトに書いておくと、面接官も見ながら話せるので進行がスムーズになります。

転職理由を「現在地→理想→スクール」の流れで整理する

今自分はどんな仕事をしていて(現在地)、どんな仕事がしたいのか(理想)、そのためにスクールで何を学んだのか(スクール)。この3点を順番に話せるようにしておくと、面接で詰まりにくくなります。

「なんとなく好きだから」で終わる人と、「今の職場でのこういう経験があって、Webで表現することへの興味が生まれた」という流れで話せる人では、面接官の印象がまったく変わります。

応募先の仕事を1件模写してから臨む

応募する会社のサイトやバナーを一つ模写して「御社のこの部分を参考に制作しました」と言えると、その会社への本気度が伝わります。全部やる必要はありません。1ページか、1バナーで十分です。

これをやる人は面接の場でほとんど見かけません。だからこそ、やると際立ちます。

AKIAKI

面接で聞かれる質問への具体的な答え方は、別記事でまとめています。準備のベースができたら参考にしてみてください。

📌 関連記事:Webデザイナー面接で必ず聞かれる質問と回答例【採用担当の本音つき】 — 志望動機・スキル確認・逆質問まで、カテゴリ別に質問と答え方を整理しています。

未経験転職で狙うべき求人の特徴(採用担当の本音)

「未経験歓迎」の求人は多いですが、採用担当として感じていたのは、会社によって「育てる気」の有無に大きな差があるということです。

面接時に「入社後の業務の流れを教えてもらえますか?」「最初はどんな案件から担当しますか?」と質問できると、会社側の育成意識が確認できます。具体的な答えが返ってくる会社は、実際に育てるつもりがある。曖昧な答えが返ってくる場合は、入社後の環境を慎重に見極めた方がいいです。

未経験の自分を採用するということは、会社側にもコストがかかる。それを理解した上で「一緒に育てるつもりがある会社」を見極めるのが、長く続けるための選択になると思っています。

AKIAKI

「未経験歓迎」の求人は多いですが、本当に育てる気があるかどうかは、面接でこちらから確認するしかない。逆質問を上手く使ってみてください。

面接対策に使えるサービス・スクール

面接の準備と並行して、転職サービスやスクールを活用することも選択肢の一つです。

転職エージェントは、求人紹介だけでなく、面接対策や模擬面接までサポートしてくれます。採用担当目線のフィードバックを無料でもらえるので、本番前の練習相手として頼ってみるのも一つの手です。

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クラウドワークスは、スクール卒業後の「実案件の感覚を掴む」場として使えます。小さな案件から受注して実績を作っておくと、面接での「実務に近い経験」として語れるようになります。応募前に登録して、市場の相場感を掴んでおくだけでも準備として有効です。

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スクールに通わず転職活動を進めたい場合は、転職エージェントを併用する方法もあります。リクルートエージェントはWeb系求人も扱っており、書類添削・面接対策を無料でサポートしてもらえます。

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WEBCOACHは少人数制で、採用担当との模擬面接が受けられるカリキュラムが特徴です。「面接が苦手」「緊張して話せなくなる」という人には、実践的なサポートがあるスクールを選ぶことで準備の質が変わります。

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よくある質問

Q:未経験Webデザイナーの面接で、一番よく落ちる理由は?

A:ポートフォリオの準備不足が最多です。採用担当として面接してきた経験から言うと、作品数より「なぜこのデザインにしたか」を語れるかどうかが合否を分けることが多かったです。作品が1点でも、制作意図を丁寧に説明できる人は印象に残ります。

Q:ポートフォリオは何作品あれば面接を突破できる?

A:3点あれば十分です。ただし「スクールの課題をそのまま」より、「実在する会社のサイトを参考に制作してこう工夫した」という説明ができる作品のほうが評価されやすいです。数より、説明できる質を意識してください。

Q:スクール卒業後、すぐに面接応募していい?

A:卒業直後でも問題ありませんが、ポートフォリオを整えてから応募する方がいいです。「卒業したけどまだ作品が1点」という状態で面接に来ると、採用側が判断しにくい。卒業後1〜2ヶ月で2〜3点の作品を揃えてから応募するのが現実的なペースだと思います。

Q:Webデザインの実務経験がゼロでも採用される?

A:されます。ただし、「ゼロだからこそ何をやってきたか」を語れることが条件になります。スクールで何を学んで、何を作って、どんな課題を感じているか。経験がない分、学ぶ姿勢と思考プロセスで勝負するしかありません。それが伝わると、採用側の判断は動きます。

まとめ

AKIAKI

採用担当として正直に言うと、未経験の人を採用するのは完璧さを求めているからじゃないんです。一緒に仕事を作れるか、を見ています。

📝 この記事のまとめ
  • 採用担当はポートフォリオと転職理由に9割の時間を使っている
  • ポートフォリオは「なぜこのデザインにしたか」を語れるかが評価の核心
  • 転職理由は「現在地→理想→スクール」の流れで整理する
  • 逆質問は給与より仕事内容・育成環境を先に聞く
  • 応募先の仕事を1件模写してから面接に臨むと際立てる

迷っているうちに時間だけが過ぎていく、というのが一番もったいないパターンです。面接を受ける前から「どうせ落ちる」と思う必要はない。準備できることは、明確にあります。

まずポートフォリオに制作意図を1行足すこと、転職理由を3点で整理すること。その小さな一歩から始めれば十分です。

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