Webデザインスクールは給付金で安くなる?教育訓練給付の対象校と選び方を採用担当が解説

お金・給付金

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Webデザインスクールって高い…給付金で安くできるって本当?

「給付金対象」って書いてあるけど、どの制度のことかよく分からない…

AKIAKI

実はここ、多くの記事が混同しています。「給付金」には性質の違う2つの制度があるので、まずそこを整理しますね。

Webデザインスクールの費用は決して安くありません。だからこそ「給付金で安くならないか」と調べる気持ち、よくわかります。

ただ、調べていくと「給付金対象」「最大70%還元」「補助金」といった言葉が入り混じって、結局どれが自分に使えるのか分かりにくいはずです。これは、性質の異なる2つの制度がまとめて「給付金」と呼ばれているのが原因です。

この記事では、採用担当として5年間、未経験からの転職者を多数見てきた立場から、2つの制度の違い・対象スクール・申請の流れを整理します。そして最後に「給付金だけで選ぶと後悔する理由」も正直にお話しします。

この記事を書いた人
AKI

全くの未経験から独学とスクールを経てWebデザイナーへ転職。その後Webデザイナー・Webディレクターとして働き、現在は本ブログの運営やWebサイト制作を通じてデザインに携わる。IT業界経験20年以上。

Webデザインスクールの「給付金」は2種類ある

まず大前提として、Webデザインスクールで使える公的な支援制度は、大きく2つに分かれます。所管する省庁も、対象者も、申請先も違います。

📝 2つの制度の違い
  • ① 教育訓練給付制度(厚生労働省):ハローワーク経由で受講料の一部が戻る。雇用保険の加入期間が条件。一般・特定一般・専門実践の3種類
  • ② リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業(経済産業省):在職者向け。スクール経由で申請し、最大70%が還元される

「最大70%還元」とうたうスクールの多くは、実は②の経産省の事業を指しています。①の教育訓練給付とは申請先も条件も違うので、混同しないことが大切です。順番に見ていきましょう。

①教育訓練給付制度(厚生労働省)とは

働く人のスキルアップを国が支援する制度で、ハローワークに申請すると受講料の一部が戻ってきます。給付率によって3種類に分かれます。

種類給付率上限
一般教育訓練給付金受講料の20%10万円
特定一般教育訓練給付金受講料の40%20万円
専門実践教育訓練給付金最大70%年間56万円

専門実践は還元率が高い分、修了や修了後の就職といった条件が付き、雇用保険の加入期間も長めに必要です。受給には「受講開始時点で雇用保険に一定期間加入していること」などの条件があるため、自分が対象かどうかは事前にハローワークで確認するのが確実です。

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「対象講座」かどうかはスクールごと・コースごとに決まっています。同じスクールでも対象コースと対象外コースがあるので、必ずコース単位で確認してください。

②リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業(経済産業省)とは

こちらは経済産業省の事業で、在職者(雇用契約のある人)のキャリアアップを支援するものです。スクール経由で申請し、条件を満たすと受講料の最大70%が還元されます。

還元の仕組みは「修了時点で受講料の50%+転職して1年継続で追加20%」という形が一般的です。教育訓練給付と違ってハローワークではなくスクール経由で手続きする点、そして受講申し込み時点で雇用契約があることが条件になる点が特徴です。

「最大70%OFF」と大きく打ち出しているスクールは、ほとんどがこの制度を活用しています。教育訓練給付と取り違えると条件が合わず申請できないこともあるので、どちらの制度なのかを必ず確認しましょう。

制度別・対象Webデザインスクール早見表

当サイトで紹介しているスクールのうち、給付・補助の対象になっているものを制度別に整理しました。条件や対象コースは変わることがあるため、申し込み前に必ず各校公式で最新情報を確認してください。

スクール制度還元の目安備考
Winスクール教育訓練給付(一般)20%・上限10万円全国教室+オンライン。Web系コースが対象
SHIFT TERAS CAMPUS(旧DMM WEBCAMP)教育訓練給付(専門実践)最大70%対象コース限定(短期集中は対象外)
デイトラ教育訓練給付(専門実践)最大80%Web制作コースが2026年4月〜対象
日本デザインスクールリスキリング補助金(経産省)最大70%在職者向け。短期集中型
WEBCOACHリスキリング補助金(経産省)最大70%在職者向け。マンツーマン

教育訓練給付で着実に抑えるなら:Winスクール

全国に教室があり、Web系コースが一般教育訓練給付の対象です。給付率は20%(上限10万円)と派手さはありませんが、ハローワーク経由で確実に戻る安心感があり、対面・個人レッスンで進めたい人に向いています。

\ 一般教育訓練給付が使えるWeb講座 /

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専門実践で大きく抑えるなら:SHIFT TERAS CAMPUS

専門実践教育訓練給付の対象で、条件を満たせば受講料の最大70%が戻るのが大きな魅力です。ただし対象は特定コースに限られ、短期集中コースは対象外です。転職支援まで含めてしっかり取り組みたい人向けです。

\ 専門実践給付の対象コースあり /

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在職中のリスキリング補助金なら:WEBCOACH・日本デザインスクール

経産省のリスキリング補助金を活用すると、在職者は最大70%の還元が受けられます。WEBCOACHはマンツーマン指導、日本デザインスクールは短期集中型で、いずれも在職しながらの受講を想定しています。

\ 在職者向け・リスキリング補助金対象 /

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📌 関連記事:日本デザインスクールの評判が気になる方はこちら → 日本デザインスクール(ゼロイチ)はひどい?採用担当が評判・料金を正直に解説

給付金・補助金の申請の流れ

制度によって申請先が違います。教育訓練給付はハローワーク、リスキリング補助金はスクール経由が基本です。

✅ 教育訓練給付(厚労省)の流れ

  1. 自分が受給対象か、受講前にハローワークで確認する
  2. 対象講座を申し込み、受講・修了する
  3. 修了後、必要書類をハローワークに提出して給付を受ける

✅ リスキリング補助金(経産省)の流れ

  1. 対象スクールの無料カウンセリングで適用条件を確認する
  2. スクール経由で申請し、受講・修了する
  3. 修了で50%還元、その後の転職・就業継続で追加還元を受ける

採用担当の本音:制度で選ぶな、中身で選べ

ここからは採用担当としての正直な話です。給付金・補助金は確かに大きな助けになります。でも、「給付対象だから」という理由だけでスクールを選ぶのは、順番が逆だと感じています。

採用面接で何人もの卒業生を見てきましたが、現場で評価される人とそうでない人の差は「どのスクールに、いくらで通ったか」ではありませんでした。差が出るのは、何を学び、どれだけ自分の手を動かし、ポートフォリオに落とし込めたかです。給付で安く通った人にも、高い学校に通った人にも、できる人・できない人の両方がいました。

AKIAKI

制度は「合うスクールを選んだあとに使う割引」くらいに考えるのが健全です。まず自分に合うか、次に給付が使えるか。この順番を逆にしないでください。

だからおすすめの進め方は、まず気になるスクールの無料カウンセリングで「自分の目的に合うか」「給付・補助の対象コースはどれか」を確認すること。制度はその確認の中で一緒に聞けば十分です。

給付対象スクールの選び方

給付・補助を踏まえつつ、後悔しないスクール選びの軸は次の通りです。当サイトの評価基準(転職支援→ポートフォリオ→講師→案件獲得→料金)と同じ順番で見てください。

📝 給付で選ぶときのチェック順
  • 転職・案件獲得のサポートが自分の目的に合っているか
  • ポートフォリオ制作までカリキュラムに含まれるか
  • 対象コースが自分の学びたい内容と一致しているか(給付対象コースと希望コースがズレないか)
  • 給付・補助の条件(雇用保険・在職要件)を自分が満たすか

📌 関連記事:給付の有無を含めて各校を横並びで比べたい方はこちら → Webデザインスクール比較おすすめ12選|採用担当が選び方を解説

よくある質問

Q:教育訓練給付とリスキリング補助金は併用できますか?

A:同一の受講料に対して両方を重ねて受け取ることは基本的にできません。どちらの制度が自分の条件・コースに合うかを確認し、片方を選ぶ形になります。詳細はハローワークまたは各校で確認してください。

Q:無職でも給付金は使えますか?

A:教育訓練給付は離職後一定期間内であれば対象になる場合があります。一方、経産省のリスキリング補助金は「在職者(雇用契約あり)」が条件のため、無職の方は対象外です。自分の状況で使える制度はハローワークで確認するのが確実です。

Q:給付金は受講料が先に安くなりますか?

A:多くは「いったん全額を支払い、後から戻ってくる」後払い方式です。受講時にまとまった費用が必要になる点は事前に把握しておきましょう。資金繰りが不安な場合は分割払いの有無も確認してください。

Q:給付対象のコースと、自分が学びたい内容が違う場合は?

A:給付対象は「コース単位」で決まっています。安さを優先して目的と違うコースを選ぶと、学びたいスキルが身につかず本末転倒です。まず目的に合うコースを決め、それが給付対象かを確認する順番がおすすめです。

まとめ

AKIAKI

給付金は強力な味方ですが、主役はあくまで「自分に合うスクールで、手を動かして力をつけること」です。制度は上手に使い倒しましょう。

📝 この記事のまとめ
  • 「給付金」には教育訓練給付(厚労省)とリスキリング補助金(経産省)の2種類がある
  • 教育訓練給付はハローワーク経由、リスキリング補助金はスクール経由で申請する
  • Winスクール=一般給付、SHIFT TERAS・デイトラ=専門実践、日本デザイン・WEBCOACH=リスキリング補助金
  • 制度で選ぶより「自分に合うか」で選び、給付は割引として使うのが正解
  • 対象コース・条件は変わるため、申し込み前に各校公式とハローワークで確認する

迷っているうちに募集時期や対象コースの条件が変わってしまうこともあります。まずは気になるスクールの無料カウンセリングで「自分に合うか」と「給付・補助の対象か」を一緒に確認してみてください。そのくらいの一歩から始めれば十分です。

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