未経験Webデザイナーの志望動機の書き方|採用担当が「通る例文」と評価ポイントを解説

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「なぜWebデザイナーに?」と聞かれても、うまく言葉にできない…

未経験だと志望動機で何を書けば刺さるのか分からない…

AKIAKI

採用担当として何十人も面接してきた立場から、「通る志望動機」の作り方を型と例文で正直に解説します。

志望動機は、未経験からの転職で一番つまずきやすいところだと思います。「好きだから」では弱い気がするし、かといって何を書けば採用担当に響くのか分からない——その気持ち、よく分かります。

この記事では、採用担当として5年間Webデザイナー志望者を面接してきた経験から、通る志望動機の「型」と状況別の例文、そして採用側が実際に見ているポイントを整理します。履歴書でも面接でも使える内容です。

この記事を書いた人
AKI

全くの未経験から独学とスクールを経てWebデザイナーへ転職。その後Webデザイナー・Webディレクターとして働き、現在は本ブログの運営やWebサイト制作を通じてデザインに携わる。IT業界経験20年以上。

採用担当が志望動機で見ている2つのこと

結論から言うと、志望動機で採用担当が確認しているのは大きく2つです。「長く続けられる本気度」と「なぜこの会社なのかの必然性」です。

未経験を採用するのは会社にとってもリスクがあります。だからこそ「すぐ辞めないか」「本気で続ける覚悟があるか」を、志望動機の中身から読み取ろうとしています。スキルの高さよりも、ここが採否を分けることが多かったです。

AKIAKI

「好きだから」で止まる人は山ほどいます。そこから一歩踏み込めているかを、採用側はちゃんと見ています。

通る志望動機の「型」:現在地→きっかけ→やりたいこと→なぜ自社

志望動機は、次の4ステップで組み立てると一気に伝わりやすくなります。

✅ 通る志望動機の4ステップ

  1. 現在地:今の仕事・経験(どんな背景の人か)
  2. きっかけ:なぜWebデザインに興味を持ったか(具体的な体験)
  3. やりたいこと:Webデザイナーとして何を実現したいか
  4. なぜ自社:その会社を選んだ理由(事業・制作実績との接点)

ポイントは、①〜③で「あなた自身のストーリー」を語り、④で「その会社でなければならない理由」につなげることです。④が抜けると「どこでもいい人」に見えてしまい、一気に弱くなります。

【例文】未経験Webデザイナーの志望動機(状況別3パターン)

① 異業種(営業)からの転職

例文

前職の法人営業では、顧客に商品の魅力を「どう伝えるか」に課題を感じていました。提案資料を自分で作るうちに、情報を整理して視覚的に伝えるデザインの力に惹かれ、独学でFigmaとHTML/CSSを学び始めました。御社の制作実績、特に中小企業の課題解決に踏み込んだサイト設計に共感しており、営業で培った「相手の課題を聞き出す力」を、デザインの現場でも活かしたいと考えています。

② 事務職からの転職

例文

事務職として社内資料やフォーマットの改善に取り組む中で、「見やすさ」が伝わりやすさを大きく左右することを実感しました。そこからWebデザインに興味を持ち、スクールでデザインの基礎とコーディングを学びました。御社のように、ユーザー視点を大切にしたUI設計に力を入れている環境で、正確さと細部へのこだわりという事務職の強みを活かして成長したいと考えています。

③ 接客・販売からの転職

例文

接客の現場で、お客様が何に迷い、何で行動を決めるのかを日々見てきました。その「人の動きを観察する視点」はWebデザインにも通じると気づき、独学で学習を始めました。御社のECサイト制作に強みがある点に魅力を感じており、購入につながる導線づくりに、現場で培ったユーザー理解を活かしたいと考えています。

AKIAKI

例文はそのまま使うより、自分の実体験に置き換えるのが大事です。前職の経験とデザインを「つなぐ一言」があると、ぐっと説得力が出ます。

やりがちなNG志望動機5つ(採用視点の本音)

❌ 避けたい志望動機
  • 「デザインが好きだから」だけで止まっている(誰でも言える・必然性がない)
  • 「手に職をつけたい」「在宅で働きたい」が前面(仕事内容への関心が見えない)
  • 会社名を入れ替えても通用する(=なぜ自社かが無い)
  • 「未経験ですが頑張ります」の精神論だけ(行動の裏付けが無い)
  • 前職の不満・ネガティブで終わる(また同じ理由で辞めそうに見える)

特に多いのが3つ目です。「御社の〇〇に共感し」と書いてあるのに中身が一般論だと、企業研究をしていないことがすぐ伝わります。具体的な制作実績やサービス名を1つでも挙げられると、印象が大きく変わります。

📌 関連記事:面接で落ちる理由と通過する人の違いはこちら → 未経験Webデザイナーが面接で採用される方法

履歴書と面接で、志望動機の伝え方は変えるべき?

軸は同じで構いませんが、見せ方は少し変えると効果的です。履歴書は簡潔に(200〜300字で型に沿って)、面接は具体的なエピソードを足して会話で広げるのがおすすめです。

面接では「なぜそう思ったのか」を深掘りされます。履歴書に書いた一文の背景を、自分の言葉で2〜3文話せるよう準備しておくと、詰まらずに答えられます。暗記した文章をそのまま読むより、要点を覚えて自分の言葉で話す方が、採用担当には誠実に映ります。

📌 関連記事:面接で必ず聞かれる質問と回答例はこちら → Webデザイナー面接で必ず聞かれる質問と回答例

志望動機に説得力を出す準備(企業研究とポートフォリオ)

志望動機は「書き方」だけでは強くなりません。中身を支える2つの準備をしておきましょう。

📝 志望動機を支える準備
  • 企業研究:応募先の制作実績・事業・大切にしている価値観を1つは具体的に言えるようにする
  • ポートフォリオとの一貫性:志望動機で語る「やりたいこと」と、作品の方向性をそろえる

志望動機と作品がつながっていると、「言っていることとやっていることが一致している人」として信頼されます。逆にバラバラだと、せっかくの志望動機も説得力を失います。

📌 関連記事:採用担当が評価するポートフォリオの作り方 → Webデザイナーのポートフォリオの作り方

「志望動機も面接も一人で準備するのが不安」という場合は、模擬面接や添削をしてくれるスクールを使うのも一つの手です。第三者に見てもらうと、自分では気づけない弱点が分かります。

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よくある質問

Q:志望動機はどのくらいの長さが適切ですか?

A:履歴書なら200〜300字程度が読みやすいです。長すぎると要点がぼやけます。面接では、その内容をベースに具体的なエピソードを足して1〜2分で話せるようにしておきましょう。

Q:「収入を上げたい」「在宅で働きたい」は書いてはいけませんか?

A:本音としてあって当然ですが、志望動機の「主役」にすると仕事内容への関心が薄く見えます。あくまで補足にとどめ、メインは「その仕事で何をしたいか」に置きましょう。

Q:未経験で実務経験がないのに、説得力を出せますか?

A:出せます。実務経験の代わりに「前職の経験とデザインのつながり」「独学・スクールでの具体的な行動」「作ったポートフォリオ」が裏付けになります。行動の事実があるほど、言葉が軽くなりません。

Q:複数社に応募する場合、志望動機は使い回していい?

A:型(現在地→きっかけ→やりたいこと)は共通でOKですが、「なぜ自社か」の部分は必ず会社ごとに書き換えてください。ここが使い回しだと、採用担当にはすぐ伝わります。

まとめ

AKIAKI

志望動機は「うまい文章」より「あなたの行動と一貫しているか」。型に沿って、自分の経験で埋めれば十分です。

📝 この記事のまとめ
  • 採用担当が見るのは「長く続ける本気度」と「なぜ自社かの必然性」
  • 型は「現在地→きっかけ→やりたいこと→なぜ自社」の4ステップ
  • 前職の経験とデザインを「つなぐ一言」で説得力が出る
  • 「なぜ自社か」は会社ごとに必ず書き換える(使い回しは見抜かれる)
  • 志望動機とポートフォリオの方向性をそろえる

完璧な文章を作ろうと身構えなくて大丈夫です。まずは4ステップの型に、自分の経験を一つずつ当てはめてみる。その小さな一歩から始めれば十分です。

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