Webデザイナーに向いている人・向いていない人【採用担当が正直に語る】

Webデザインの基礎知識

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Webデザイナーって、自分にも向いてるのかな…

センスがないと無理って聞くし、不安…

AKI

その不安、正直わかります。ただ、採用担当として面接してきた立場から言うと、『向いている人』の答えは思っているほど狭くないんです。

「自分はWebデザイナーに向いているのか」と検索している時点で、すでにかなり真剣に考えているんだと思います。

それはむしろ良いサインです。
向いていない人ほど、適性なんて考えずに飛び込んで、後から「合わなかった」と気づくケースが多いからです。

私はWebデザイナーとして10年以上働いたあと、Webディレクター・採用担当を経験し、現在は情シスとしてIT業界に20年関わってきました。採用担当として面接した中で「この人は向いてるな」「ちょっと厳しいかも」と感じる場面が何度もありました。

その経験から、できる限り正直に整理してみます。
結論を急いで言うと、「向いている」の基準は世間で語られているほど厳しくない です。

この記事を書いた人
AKI

全くの未経験から独学とスクールを経てWebデザイナーへ転職。その後Webデザイナー・Webディレクターとして働き、現在は本ブログの運営やWebサイト制作を通じてデザインに携わる。IT業界経験20年以上。

結論:「センスがないから無理」はほとんどの場合あてはまらない

AKI

『センスがない=向いてない』ではないです。むしろ採用側はセンスより別のところを見ています。

採用担当として何人も面接してきて感じるのは、「センスの有無」で向き不向きを決めている人は現場にほとんどいない ということです。

Webデザインは「直感で美しいものを作る仕事」ではなく、「目的を達成するために要素を整理する仕事」 です。
クライアントが伝えたいことを、見る人にわかりやすく届ける。そのためのレイアウト・色・余白の使い方を 論理的に組み立てる仕事 なので、センスより先に必要なのは「整理する力」と「学び続ける姿勢」のほうです。

採用側の本音として補足すると、面接で見ているのは「センス」ではなく、「なぜそうデザインしたかを言語化できるか」「フィードバックを受け止められるか」 の2点です。この2つができれば、未経験でも十分に評価されます。

採用担当として「向いている」と感じる人の特徴

AKI

ここから書く5つは、面接していて『この人は伸びそうだな』と素直に思った人の共通点です。

✅ Webデザイナーに向いている人

  • なぜそうしたかを言葉で説明できる(理由を持って手を動かしている)
  • フィードバックを否定と受け取らず、改善材料として受け止められる
  • 細かい違和感に気づく観察力がある(フォントのズレ・余白の不揃いなど)
  • 完璧主義すぎず、まず形にして見せる行動力がある
  • わからないことを自分で調べる粘りがある

5つすべて当てはまる必要はありません。
3つほど『これは自分にもあるかも』と思えれば、向いている方 だと感じます。

特に「なぜそうしたかを説明できる」は、未経験者と経験者の差が一番出る部分です。
逆に言うと、未経験でもここを意識して作品を作っていけば、面接で十分に戦えます。

📌 関連記事:Webデザイナーに必要なポートフォリオとは? — 採用担当として見ているポートフォリオの中身を解説しています。

逆に「向いていないかも」と感じてしまうケース

AKI

これは批判ではなく、面接で『現状では厳しいかも』と感じた共通点です。状態の問題なので、変えられる部分も多いです。

⚠️ Webデザイナーに向いていない人

  • デザインの理由を説明できず『なんとなく』で終わる
  • フィードバックを人格否定として受け取ってしまう
  • 完璧主義で作品を完成させて出すまでの時間が極端に長い
  • 細かい違和感に気づかず、ズレや誤字をそのまま提出する
  • 指示待ち姿勢が強く、自分から動けない

ここで注意してほしいのは、これらは「性格の話」ではなく「今の状態」の話 だということです。

「フィードバックを否定と感じてしまう」は、デザイン以前の自己肯定感の問題。
「完璧主義で出せない」は、手戻りへの恐怖が強いだけ。
どちらも訓練と環境で変えられる部分です。

補足すると、「向いていない人」の項目に当てはまっても、自覚できているなら半分は解決しています。 気づけない人のほうがずっと厳しい、というのが現場感です。

自己診断チェックリスト(点数で判定)

各項目について、自分に当てはまる度合いを ○(よく当てはまる)/△(少し当てはまる)/×(当てはまらない) で答えてみてください。

チェック項目 ○:2点 △:1点 ×:0点
人の作ったものを見て『どうしてこうしたんだろう』と気になる
写真や広告のレイアウトに目が行くことがある
細かい違いに気づく(フォント・余白・色の差)
指摘されたことを試してみるのが嫌じゃない
分からないことは自分で調べたい派だ
手を動かして作るのが好き or 苦じゃない
完璧じゃなくても、まず出してみる方を選べる

点数の目安

  • 10点以上 → かなり向いている。あとは行動するだけ
  • 7〜9点 → 十分向いている。経験で伸びる部分が大きい
  • 4〜6点 → 向いていなくはない。意識して鍛えれば変わる
  • 3点以下 → 今は向いていない方かもしれないが、興味があるならまず触ってみてから判断するのが現実的

「3点以下だから諦めよう」と判断する必要はないです。
そもそも未経験者は「触ったことがない」だけで点数が出ない項目も多いので、実際に触ってみてから再診断する のが正しい順番だと思います。

「向いていない気がする」と感じている人へ

AKI

ここを読んでいる時点で、本当に向いていない人はあまりいないと思っています。

「向いてないかも」と感じている人ほど、実は 慎重で観察力がある タイプが多いです。
これはWebデザイナーに必要な素質のひとつ。
「自分に厳しい」「細かいことが気になる」は、デザインの仕事ではプラスに働きます。

正直、本当に向いていない人は そもそも適性なんて気にせず勢いで始めて、辞めていく ことのほうが多いです。

迷っている時間が一番もったいない、というのが10年以上業界を見てきた実感です。
無料の学習サービスで1日触ってみる。気になるスクールの無料相談を1つ受けてみる。それくらいの一歩から判断材料を増やしていけば、答えは自然と見えてきます。

📌 関連記事:未経験でも大丈夫?あなたの強みを発見してWebデザイナーへ — 未経験から始める人の強みと不安への向き合い方をまとめています。

📌 関連記事:Webデザイナーはセンスがなくても大丈夫 — センス論を採用視点で整理しました。

よくある質問

Q. 絵が下手でもWebデザイナーになれますか?
A. なれます。Webデザインはイラストを描く仕事ではなく、情報を整理して見せる仕事です。むしろ採用面接で『絵の上手さ』を見たことは一度もないです。必要なのは、参考になるものを集めて組み立てる力と、なぜそうしたかを説明できる力のほうです。
Q. 理系・文系で向き不向きはありますか?
A. ほぼ関係ないというのが現場感です。理系出身者はロジック整理が得意な傾向、文系出身者はクライアントの言葉を汲み取るのが得意な傾向はありますが、どちらが有利ということはありません。それより『手を動かし続けられるか』のほうがずっと重要です。
Q. コミュニケーションが苦手でも大丈夫ですか?
A. 雑談が苦手なくらいなら問題ないです。ただ、クライアントの意図を聞き出す・自分のデザインの理由を説明する場面は必ず出てきます。『話すのは苦手だけど、テキストで丁寧に説明できる』タイプの人も多く活躍しているので、雑談力ではなく『伝える力』のほうが大事です。
Q. 30代・40代から始めても向いているなら通用しますか?
A. 通用します。むしろ社会人経験がある分、クライアント対応や仕事の進め方で20代より評価されることも多いです。年齢を理由に諦める前に、まず適性と意欲のほうを優先して判断したほうが現実的です。

まとめ

AKI

『向いている/向いていない』で固まる必要はありません。触ってみて、感じてから判断するのが一番正確です。

要点をまとめます。

📝 この記事の要点

  • 「センスがないから無理」はほとんどの場合あてはまらない
  • 採用担当が見ているのは「言語化力」と「フィードバックの受け止め方」
  • 「向いていない」項目は状態の問題で、変えられる部分が多い
  • 自己診断で3点以下でも諦める必要はない。触ってから再判断するのが正しい順番
  • 迷っている時間が一番もったいない。まず1日触ってみることから始めれば十分

「向いてるかどうか」を頭で考え続けるより、無料で触れる教材を1つ試してみるほうが、答えは早く見つかります。

焦らず、自分のペースで。
あなたに合う進み方が見つかることを願っています。

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