未経験の強みを理解して活かす方法

- 自分は未経験だけど本当にWebデザイナーになれるの?
- 即戦力になれないから経験者じゃないと転職は難しい?
これからWebデザイナーを目指そうと考えているあなたも、そんなことを考えて不安になっていませんか?
Webデザイナーに限った話ではありませんが、「未経験」であることは弱みである反面、強みとしての一面もあります。
未経験の強みは、業界の常識や偏見を持っていないということです。
転職では未経験者と経験者どちらが有利か?
結論としては、即戦力としては経験者、長い目で見た場合は未経験者が有利となるケースがあります。
私自身が採用面接をして、新しく入社した人の教育を担当した中で実際に感じたことがあります。
私が教育を担当した転職者の中には、大きく分けて次の3タイプの人がいました。
- 未経験から独学で勉強をして転職してきた人
- 未経験からスクールで勉強をして転職してきた人
- 他社である程度経験を積んでから転職してきた人
スキルや知識だけで言ったら即戦力になりやすいのは3番目の経験者です。
ただし、このタイプの人は前職でのやり方や考え方がしっかり身についてしまっていることが多いのも事実です。
今の会社にあったやり方や考え方を伝えても、抵抗感を持ってしまい柔軟に変えることができずに苦労するケースが多々あります。
その点、1番目と2番目の人は独学やスクールで学んできたやり方や考え方も多少ありますが、ほとんどまっさらに近い状態ですので、すぐに自分のものにしていけます。
即戦力としての力は経験者の方が上ですが、一緒に働く上で少し長い目で見た場合には、未経験者の方が有利になるケースもあるのです。
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未経験の転職者へ実際に私が最初に依頼していたこと
私が新しく入社した人に必ずお願いしていたことは、現状のWebサイトの問題点を出してもらい、その改善方法を提案・実施してもらうことでした。
未経験の人は一般的なユーザーに最も近い存在として、日頃からサイト制作や運営に関わっている人では気付けないような点を指摘してくれることが非常に多いのです。
もちろん未経験者ですので、実際に改善まで一人で実施できることはほとんどありませんし、提案内容も現実的ではなかったりすることがほとんどです。
ただし、その気付きは目からウロコとなることが多く、Webサイトにとって非常にプラスになるんですよね。
未経験でもプロのWebデザイナーになれます!
当たり前の話ですが、誰でも最初は未経験からのスタートです。
未経験だからこそ活かせる強みもありますので、自分が未経験だからといって弱気になるのではなく、少しでも早くプロのWebデザイナーを目指していきましょう!
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