スクールの無料カウンセリングで聞くべき10の質問|採用担当目線で作成

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無料カウンセリングって、結局何を聞けばいいの…?営業トークに流されそうで不安。

後から「聞いておけばよかった」ってなるのが一番こわい…質問リストが欲しい。

AKIAKI

質問リストだけなら他にもあります。この記事では「スクールがどう答えたら安心か・どう濁したら注意か」まで、採用担当の視点で正直に書きますね。

無料カウンセリングに申し込んだものの、当日は説明を聞くだけで終わってしまい、あとから「あれを聞いておけばよかった」と感じた——そんな経験、私にも身に覚えがあります。カウンセリングの場は、どうしてもスクール側が話す時間になりがちなんですよね。

この記事では、採用担当として5年、面接で候補者を見極める側にいた視点から、無料カウンセリングで自分から聞いておきたい10の質問を整理します。ただ質問を並べるだけではなく、「スクールがこう答えたら安心、こう濁したら注意」という答えの読み方までセットにしました。営業トークの見抜き方や、逆に「聞いても意味がない質問」も後半で正直にお話しします。

この記事を書いた人
AKI

全くの未経験から独学とスクールを経てWebデザイナーへ転職。その後Webデザイナー・Webディレクターとして働き、現在は本ブログの運営やWebサイト制作を通じてデザインに携わる。IT業界経験20年以上。

なぜ「聞き方」で差がつくのか

AKIAKI

面接で「何か質問はありますか」と聞いたとき、何を聞くかでその人の準備度合いがかなり分かります。カウンセリングも同じだと思っています。

採用担当として面接をしてきて感じるのは、いい逆質問をする人ほど、事前に自分の中で「何を確認すべきか」を整理できている、ということです。逆に「特にありません」で終わる人は、受け身のまま入社してミスマッチになりやすい。これは実際、入社後の定着率にもけっこう出ます。

無料カウンセリングも、本質は同じだと感じています。受け身で説明を聞くだけでは、そのスクールが自分に合うかどうかの判断材料は集まりません。大事なのは、「答えの中身」だけでなく「答え方」まで見ること。同じ質問でも、具体的に線引きして答えるスクールと、形容詞でふわっと流すスクールでは、信頼できる度合いがかなり違います。ここからは4つの観点に分けて、質問と「答えの見極め方」を一緒に紹介します。

【カリキュラム・スキル】聞くべき質問と答えの見極め

  1. 「このカリキュラムで、実務でそのまま使えるスキルはどこまでですか?」
  2. 「修了後にどんなポートフォリオが完成しますか?卒業生の実物を見せてもらえますか?」
  3. 「最新のツール(Figma・生成AIなど)にはどこまで対応していますか?直近でいつ更新しましたか?」
質問のねらい✅ 安心できる答え方⚠️ 注意したい答え方
実務で使える範囲「ここまでは実務レベル、ここからは基礎固め」と正直に線引きする「何でもできるようになります」と範囲を濁す
ポートフォリオの実物卒業生の実物を複数見せ、レベルのばらつきも隠さない「人によります」で実物を見せない・完成例が1つだけ
ツールの更新直近でいつ何を更新したか具体的に言える「順次対応予定」ばかりで実績が出てこない

採用面接でポートフォリオを見るとき、正直なところ「何を作ったか」より「どこまで自分で考えて手を動かしたか」のほうが伝わってきます。だからこそ、卒業生の作品が全員同じ雰囲気に見えないか——課題をこなしただけになっていないか——は、実物を見せてもらうと判断しやすいです。見せてもらえない、という反応そのものも一つの情報になります。

【案件獲得・転職サポート】聞くべき質問と答えの見極め

  1. 「転職・案件獲得のサポートは、具体的に何をどこまでしてくれますか?」
  2. 「直近1年で、実際に転職・案件獲得できた人はどのくらいいますか?受講者数(分母)も教えてください」
  3. 「サポート期間はいつまでで、期間が過ぎたらどうなりますか?」
質問のねらい✅ 安心できる答え方⚠️ 注意したい答え方
サポートの中身書類添削・求人紹介・面接対策と、工程で具体的に答える「手厚くサポートします」と形容詞で答える
実績の数字人数と分母(受講者数)をセットで、「全員ではない」と正直に言う「多くの方が」「◯◯%」だけで分母や定義を出さない
サポート期間「◯ヶ月まで」と期限を明言する「基本的にずっと」とふわっとさせる

「転職サポートあり」という表記だけでは、書類添削だけなのか、求人紹介や面接対策まで含むのかが分かりません。実績も、「就職率95%」のような数字は“分母”と“定義”を聞いて初めて意味を持ちます。就職の定義が「アルバイト含む」だったり、途中離脱者を分母から外していたりすることは珍しくないからです。数字を具体的に、正直に答えてくれるかどうかは、そのスクールの誠実さを見る目安になります。

ひとつ本音を添えると、採用する側としては、「転職保証があるから」という理由に依存している人ほど、現場では少し心配に感じます。保証の有無より、自分で調べて手を動かせるか。カウンセリングでも、保証の条件を確認しつつ、「自分が動けるようになる設計か」を見るくらいの目線がちょうどいいと思います。

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【料金・給付金】聞くべき質問と答えの見極め

  1. 「総額でいくらかかりますか?表示価格以外に追加費用が発生するケースはありますか?」
  2. 「給付金・補助金は、私が受ける予定のコースが対象ですか?条件も教えてください」
質問のねらい✅ 安心できる答え方⚠️ 注意したい答え方
総額と追加費用教材費・延長費・オプション込みの総額を出してくれる「基本料金」だけ提示し、追加分を後出しにする
給付金の対象自分のコースで今も使えるか・条件を、その場で具体的に答える「給付金、使えますよ」だけでコースや条件を濁す

ここで正直に言っておきたいのは、給付金・補助金は「スクール単位」ではなく「コース単位」で対象かどうかが決まる点です。同じスクールでも対象コースと対象外コースがありますし、制度自体が終了・変更されることもあります。「給付金が使える」という案内をそのまま信じず、自分が申し込む予定のコースで今も使えるかを、その場で確認しておくのが安全です。

📌 関連記事:Webデザインスクールは給付金で安くなる?教育訓練給付の対象校と選び方を採用担当が解説 — 制度の基本を先に押さえておきたい方はこちら

【継続・挫折リスク】聞くべき質問と答えの見極め

  1. 「学習でつまずいたとき、どんなサポート体制がありますか?質問はどの方法で、どのくらい対応してもらえますか?」
  2. 「途中で続けられなくなった場合、返金や休会はできますか?条件も教えてください」
質問のねらい✅ 安心できる答え方⚠️ 注意したい答え方
つまずき時の体制質問の方法・回数・返信の速さを具体的に言える「いつでも質問できます」だけで運用が見えない
返金・休会契約書ベースで条件を正直に説明する「まず大丈夫ですよ」と質問自体を軽く流す

正直なところ、この2問は聞きにくいと感じる方も多いと思います。「途中でやめる前提の話なんて失礼かな」と。でも、途中で挫折する人が一定数いるのは事実です。契約前に聞きにくいことほど、契約後に「聞いておけばよかった」となりやすい——これは私自身の実感でもあります。聞きにくい質問を嫌がらずに答えてくれるかどうか自体が、信頼できるスクールかを見るサインになります。

その回答、営業トークかも?見抜き方

冒頭で「営業トークに流されそう」という不安がありました。ここは正直に、見抜き方をお伝えします。難しく考えなくても、次のようなサインが出たら一歩引いて考えるくらいでちょうどいいです。

⚠️ 一歩引いて考えたい反応

  • 形容詞で答える:「手厚い」「安心」「しっかり」など。具体を再質問して、数字や工程で返ってくるか確かめる
  • 今決めさせようとする:「本日中のお申し込みで割引」など、考える時間を奪う流れ
  • 根拠なく持ち上げる:「あなたなら絶対大丈夫」。面接でも、根拠のない断定はむしろ信頼を下げます
  • デメリットを一切言わない:向いていない人・注意点を正直に話せるスクールのほうが、結局は信頼できます

合言葉は「それ、具体的には?」です。形容詞で来たら具体を聞き返す。それだけで、答えられるスクールと濁すスクールがきれいに分かれます。

逆に、聞いても意味がない質問

採用担当の視点で正直に言うと、聞いても意味の薄い質問もあります。どこのスクールでも同じ答えしか返ってこない質問です。せっかくの無料の場なので、より本音が引き出せる聞き方に置き換えるのがおすすめです。

  • 「未経験でも本当に大丈夫ですか?」 → どこも「大丈夫」と言います。代わりに「御校の卒業生で、転職までうまくいかなかったのはどういう方でしたか?」と聞くと、本音が出やすいです
  • 「稼げるようになりますか?」 → 保証できないので意味が薄い。代わりに「卒業直後の案件は、どのくらいの規模・単価が多いですか?」と現実を聞く
  • 「どのくらいの期間で転職できますか?」 → 平均は出ても自分に当てはまるとは限らない。「30代・在職中など、私と近い状況の方はどう進めていましたか?」と自分ごとに寄せて聞く

そのまま使える10の質問(コピペ用)

カウンセリング前に、スマホのメモへコピーしておける形でまとめました。全部を聞く必要はありません。気になる2〜3問だけでも十分です。

📝 コピペで使える10問
  1. このカリキュラムで、実務でそのまま使えるスキルはどこまでですか?
  2. 修了後のポートフォリオ、卒業生の実物を見せてもらえますか?
  3. 最新のツール(Figma・生成AI)には、直近でいつ対応しましたか?
  4. 転職・案件獲得のサポートは、具体的に何をどこまでしてくれますか?
  5. 直近1年で転職・案件獲得できた人は、受講者数のうち何人くらいですか?
  6. サポート期間はいつまでで、過ぎたらどうなりますか?
  7. 総額でいくらで、追加費用が発生するケースはありますか?
  8. 給付金・補助金は、私が受ける予定のコースが対象ですか?条件は?
  9. つまずいたとき、質問はどの方法で・どのくらい対応してもらえますか?
  10. 続けられなくなった場合、返金や休会はできますか?

複数校を検討しているなら、この中から同じ2〜3問を各校にぶつけて、回答を並べてみてください。同じ質問への答え方の差が、そのままスクールごとの誠実さや相性の差として見えてきます。

採用担当として感じること

AKIAKI

面接でも、具体的に質問できる人ほど、入社後のミスマッチが少ない印象があります。ジャッジしたいのではなく、合うかどうかを一緒に確かめる感覚です。

採用担当として面接をしてきて、「特にありません」で終わる人と、「入社後の評価基準を具体的に教えてください」と踏み込んで聞く人とでは、その後の定着に差が出やすいと感じています。具体的に聞ける人ほど、自分なりの判断軸を持っているからだと思います。これは、良い悪いのジャッジというより、状態の共有に近い話です。

無料カウンセリングも同じで、10問すべてを聞く必要はありません。自分が一番気になる2〜3問を、具体的に聞いてみる。それだけで、そのスクールが自分に合うかどうかの解像度は、ぐっと上がるはずです。

よくある質問

Q:質問しすぎると印象が悪くなりませんか?

A:正直なところ、事前に整理された質問なら印象が悪くなることはほとんどありません。むしろ真剣に検討していると受け取られることが多いです。ただ時間には限りがあるので、特に気になる2〜3問に絞るのがおすすめです。

Q:複数のスクールを同じ質問で比べるにはどうすればいいですか?

A:この記事のコピペ用10問から同じ2〜3問を選び、各校に同じ質問をして回答をメモしておくのがおすすめです。答え方(具体的か・濁すか)を並べると、料金や実績の数字だけでは見えない誠実さの差が見えてきます。その場でメモを取っておかないと、後から回答を思い出せなくなりがちです。

Q:オンラインの無料相談でも同じように聞いていいですか?

A:問題ありません。対面でもオンラインでも聞くべき内容は変わりません。オンラインの場合は事前に質問をメモしておくと、限られた時間で聞き漏らしを防ぎやすくなります。

Q:時間が限られている場合、何を優先して聞くべきですか?

A:迷ったら「転職・案件サポートの具体的な中身と実績の数字」と「給付金が自分のコースで対象か」の2問を優先してください。この2つは後から一番後悔しやすいポイントだからです。

まとめ

AKIAKI

全部を聞く必要はありません。自分が一番不安に思っていることから、具体的に聞いてみてください。

📝 この記事のまとめ
  • カウンセリングは「スクールが話す場」ではなく「自分が確認する場」と捉え直す
  • 質問はセットで「答えの見極め」を持つ:形容詞で濁すか、具体・数字で答えるか
  • 実績の数字は「分母」と「定義」を聞いて初めて意味を持つ
  • 給付金はコース単位。追加費用・返金条件など聞きにくいことほど契約前に確認
  • 「大丈夫ですか?」より「うまくいかなかったのはどんな人?」のほうが本音が出る

無料カウンセリングは、スクール側が話す場ではなく、自分が確かめる場。そう捉え直すだけで、聞くべきことは自然と見えてきます。まずは今回の10問から、自分が一番気になる1問を選んで、次のカウンセリングで聞いてみるところから始めれば十分だと思います。焦らず、自分のペースで確かめていってください。

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