「Webデザイナー」とは?
今回は、「Webデザイナーになりたい!」とは思ったものの、実際は何をするのかよくわからないという人のために、まずは簡単にWebデザイナーとは何をする人なのかをテーマにしたいと思います。
「Webデザイナーってそもそも何をする仕事なんだろう?」
「パソコンを使ってなんかデザインするんだろうな〜」
周りにWebデザイナーの知り合いがいなかった私は、実際にWebデザイナーの勉強を始めるまではこの程度しかわかっていませんでした(笑)
私が転職を考えていた頃は、ブログで日記を付けている人はいましたが、まだFacebookやTwitterといった、写真や動画を記事と一緒にスマホやパソコンから投稿できるような誰でも気軽に使えるサービスはありませんでした。
そんなわけで、そもそもデザインをしたところで、どうやって多くの人に見てもらえるようになるのかすらサッパリわからない状態でした。
Webデザイナーとは何をする人なのか?
「Webサイトをデザインする人」を指します。これは読んで字のごとくです。
もっと一般的な言葉に言い換えると「ホームページを作る人」になります。
ただし、実はこの定義は働く環境によってかなり違います。
というのも、個人で運営しているサイトやブログなら一人でも完結できますが、企業のWebサイトともなると、サイトを通じて実現したいことや関わる人数の規模が全然違ってくるからです。
作業分担の一例
個人の趣味レベルではなく、仕事としてある程度規模の大きいWebサイトを作る(運用する)場合、基本的には次のような作業分担をしてチームで仕事をすることになります。
- プロデューサー
- ディレクター
- デザイナー
- コーダー
- プログラマー
- ライター
大きな規模の組織で働く場合
Webサイトを作る(運用する)仕事は、規模が大きければ大きい程、役割が細分化されています。
上の例のようにある程度しっかりとした大きな組織体制で、関わる人数も多い環境で働く場合は、細分化が進み「デザイナーはデザイン(ビジュアル制作)だけすればいい!」ということもあります。
小さな規模の組織で働く場合
その一方で少人数の小さな組織で働く場合は、次のような多くの内容を一人で担当するケースがほとんどです。
- サイト内容の企画
- サイト構成の設計
- スケジュール管理
- デザイン(ビジュアル制作)
- コーディング(HTML言語でコードを書く)
- ライティング
さらにコンテンツによっては簡単なプログラムを書いたり、動画編集をしたり、広告出稿をしたり…と一人で手広く担当してるWebデザイナーもいます。
ちなみに私はこのタイプで働いている期間が最も長いです。
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共通して求められるスキル
大きな規模と小さな規模の組織で働く場合をそれぞれ簡単に説明をしましたが、どちらの場合でもWebデザイナーとして求められる共通のスキルが2つあります。
- デザイン(ビジュアル制作)
- コーディング(HTML言語でコードを書く)
1はデザイナーというくらいなので当たり前かもしれませんが、Webサイトを作る上では、2のコーディングができる(もしくは仕組みがわかる)必要があります。
チラシやポスターのような紙媒体のデザインとは違い、Webサイトの場合は、作ったデザインをコンピューターが理解できるHTML言語に変換し、様々な環境の画面で表示をさせ、ボタンなどのリンクを押してもらって、別のページを見てもらう、または商品を購入してもらうといった次のアクションへつなげる必要があります。
あなたもデザイナーではなく、Webデザイナーを目指すのであれば、デザインだけを学ぶのではなく、コーディングに関する知識も身に付けて、サイト上での最適なデザインができる技術を身に着けていきましょう!